Gravio HubKit マニュアル

Gravio HubKit 外部連携ガイド

目次

  1. Webhook連携
  2. MQTTサブスクライバー連携
  3. Gorilla IVAR連携
  4. i-PRO連携

Webhook連携

Gravioは様々な外部システムと連携するための機能を提供しています。ここではWebhookを使用してデバイスからメッセージを受信する方法を説明します。

Webhookの作成手順

  1. 「Webhook」ボタンを押して設定パネルを表示します。

Webhookボタン

  1. 設定パネルでWebhookのURLを登録します。

  2. 「+」ボタンを押すと、登録パネルが表示されます。

Webhook登録パネル

  1. Webhook情報を入力して保存します。
  2. 名前:Webhookの識別名
  3. カスタムパス:"/webhook/urls/"以降の英数字(8文字以上)
  4. ペイロードのフォーマット:GET/POSTを選択
  5. 認証タイプ:なし、またはBASIC認証
    • BASIC認証を選択した場合はユーザー名(4文字以上の英数字)とパスワード(8文字以上の英数字)を設定

Webhook情報入力

  1. Webhookの受信をデータとして記録するためにレイヤーを作成します。
  2. 作成しているエリアにWebhook JSONのレイヤーを追加します。

Webhook JSONレイヤー追加

  1. 作成したレイヤーにWebhookの論理デバイスをバインドします。
  2. Webhookの登録パネルで作成したWebhookを追加します。
  3. 追加したWebhookを有効にします。

Webhookバインド設定

Webhookの利用

Webhookを有効にすると、外部デバイスからのメッセージを受信できるようになります。受信したメッセージはデータビューアで確認できます。また、受信したメッセージをトリガーにしてアクションを実行することも可能です。

MQTTサブスクライバー連携

GravioはMQTTサブスクライバーもサポートしています。MQTTブローカーを使用してMQTTパブリッシャーが送信するメッセージをトピックを指定して受信します。

MQTTサブスクライバーの作成手順

  1. 「デバイス」で、MQTTの種類(DataKind)を選択して新しいエリアとレイヤーを追加します。
  2. MQTTサブスクライバーは受信するデータの形式がJSON形式か文字列形式かを選択します。

MQTTデバイス選択

  1. 設定ボタンを押して、MQTTサブスクライバー、ブローカーの設定画面を表示します。

MQTT設定ボタン

  1. 「+」ボタンをクリックしてトピックエントリの設定画面を表示します。

MQTTトピックエントリ設定

  1. リストボタンをクリックしてブローカーの一覧画面を表示します。

  2. 「+」ボタンをクリックしてブローカーの設定画面を表示し、ブローカー情報を入力します。

  3. 名前:ブローカーの識別名
  4. URL:MQTTブローカーのURL
  5. ポート:MQTTブローカーのポート番号(標準は1883)
  6. 認証情報:ユーザー名、パスワードなど

MQTTブローカー設定

  1. ブローカー情報を入力して追加ボタンを押します。

MQTTブローカー情報入力

  1. 追加したブローカー情報が一覧に表示されるので「戻る」ボタンを押します。

  2. トピックエントリ情報を入力して保存ボタンを押します。

  3. 名前:トピックの識別名
  4. ブローカー:先ほど登録したブローカー
  5. トピック:購読するMQTTトピック
  6. タイムアウト:接続のタイムアウト時間
  7. QoS:サービス品質レベル(0, 1, 2)

MQTTトピック情報入力

  1. 保存したトピックエントリーがリスト表示されます。

  2. 「+」ボタンをクリックしてバインド設定画面を表示します。

  3. 設定したMQTTをレイヤーにバインドします。

    MQTTバインド設定

  4. 最後にセンサー取得をONにします。

    MQTTセンサー取得ON

i-PRO連携

i-PROはi-PRO株式会社が販売している監視カメラです。Gravioでi-PROと連携しAIで認識したデータを受信する方法を説明します。

i-PROの設定手順

  1. 「デバイス」で、i-PROの種類(DataKind)を選択して新しいエリアとレイヤーを追加します。
  2. i-PROは受信するデータの形式としてAI混雑検知顔認識、AI動体検知、汎用から選択します。

i-PROデバイス選択

  1. 設定ボタンを押して、i-PROの設定画面を表示します。

i-PRO設定ボタン

  1. i-PROカメラの名前とMacアドレスを入力して追加ボタンを押します。
  2. i-PROに登録するHubKitのURLはクリップボードにコピーしてi-PROに登録してください。
  3. 登録の方法は「i-PROカメラの設定方法」を参照してください。

i-PRO情報入力

  1. 「+」ボタンをクリックしてバインド設定画面を表示します。

i-PROバインド設定ボタン

  1. 設定したi-PROカメラをレイヤーにバインドします。

i-PROカメラバインド

  1. 最後にセンサー取得をONにします。

i-PROセンサー取得ON

Gorilla IVAR連携

i-PROはi-PRO株式会社が販売している監視カメラです。Gravioでi-PROと連携しAIで認識したデータを受信する方法を説明します。

i-PROの設定手順

  1. 「デバイス」で、i-PROの種類(DataKind)を選択して新しいエリアとレイヤーを追加します。
  2. i-PROは受信するデータの形式としてAI混雑検知顔認識、AI動体検知、汎用から選択します。

i-PROデバイス選択

  1. 設定ボタンを押して、i-PROの設定画面を表示します。

i-PRO設定ボタン

  1. i-PROカメラの名前とMacアドレスを入力して追加ボタンを押します。
  2. i-PROに登録するHubKitのURLはクリップボードにコピーしてi-PROに登録してください。
  3. 登録の方法は「i-PROカメラの設定方法」を参照してください。

i-PRO情報入力

  1. 「+」ボタンをクリックしてバインド設定画面を表示します。

i-PROバインド設定ボタン

  1. 設定したi-PROカメラをレイヤーにバインドします。

i-PROカメラバインド

  1. 最後にセンサー取得をONにします。

i-PROセンサー取得ON


以上の手順に従って、Gravio HubKitで外部システムとの連携を設定することができます。