Gravio Hub X64 初期化方法および補足情報
14.2. SDカードを用いてGravio Hub X64を出荷時の状態に戻す方法
Gravio Hub X64をSDCardを用いて出荷時の状態に戻す手順をご説明します。
- Gravio Hub X64にディスプレイとキーボードを接続します。
- Gravio Hub X64の箱に同梱されているSDCardをGravio Hub X64のSDCardスロットに挿入します。
- Gravio Hub X64の電源ボタンを押して起動します。
- 起動すると、ディスプレイに1行の表示が出ます。この状態でキーボードでエンターキーを押してください。SDCardからGravio Hub X64の内部ディスクにOSイメージの転送されます。
- 全ての転送が完了すると自動で電源が切れます。
- SDCardを抜きます。
- 再度電源ボタンを押して起動します。
- 起動が終わるとLogin画面が表示されます。(このあと3分程度内部の初期化に時間がかかりますので、電源を切らずにそのまま置いてください。)
- Loginのプロンプトで Username: gravio Password: graviohub でログインします。ログイン完了後、「sudo docker ps」コマンドを入力して表示を確認します。
- Containerのリストで9行のProcessが表示されていれば、正常動作です。
- 電源を落として、再度起動する。 以上で初期化処理は完了です。
以上で、出荷時のGravio Hub X64に戻す作業は完了です。
14.1. Gravio Hub X64ハードウェア仕様
ハードウェア仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Ubuntu22.04 |
| CPU | Alderlake N100 |
| Memory | 12G |
| Internal Storage | 512G |
| Wireless LAN | Intel/WIFI5/2.4G/5G/BT4.2 |
| I/O | 3xUSB3.2, 2xHDMI2.0(4K 60Hz), 1xGiga LAN, 1xTYPE-C(USB/PD3.0), 1WiFi(Intel WiFi5), 1SSD M.2 2242(PCIE3.0/SATA) |
| Weight | 190g |
| Operation Environment | 5℃〜35℃ |
| LTEサポート | なし |